“センパイ”になりたい!〜柔道学習塾・紀柔館の腹巻宏一先生

「将来何になりたい?」「”センパイ”になりたい!」

先日、和歌山の紀柔館(腹巻宏一先生)を訪問させていただき、
稽古や学習を見学させていただきました。

※紀柔館のフェイスブックページはこちら

以下、3点ほど感想を。

<幼稚園・小学生のクラス>

①テンポ・リズムについて

指導される牧先生のテンポ・リズムが非常にいい。
テンポ・リズムがいいと何が起きるか?

→子供達は終始笑顔。そして、心地よく、あっという間に時間が過ぎる。だから、また明日も道場にいきたいと思う。

→子供達が勝手なことをする隙がない。すなわち、先生から怒られることもない。
(リズムが悪いと、子供が勝手なことをして、先生は怒る、雰囲気が悪くなる、という悪循環が生じる)

さらに、多数の生徒がいるなか、テンポよく出される指示が、生徒の習熟度や年齢別にカスタマイズされている。

幼稚園から小学生の多様な集団でいながら、各人にとって最適な難易度で運動できるようになっている。

道場がギューギューな感じぐらいの幼児・子供がいながら、ぶつかることもなく、笑顔で楽しそうに体を動かして、あっという間に時間が過ぎる、そのテンポ・リズム・指示のカスタマイズは、一種のアートでした。


幼稚園児、小学生にもかかわらず、センパイがコウハイの面倒を見る、という法則にそってプログラムが組まれているようで、センパイがコウハイをいたわる行動が随所に。

結果、優しくされたコウハイがセンパイに「憧れる」。
センパイはコウハイから後輩から憧れられる存在として大人として振舞う。

生徒がなりたいものは、遠くにいるチャンピオンやプロサッカー選手とかではなく、そばにいる「センパイ」だそうです。

小さい子どもたちが「センパイ」に憧れる。
これは本当に素敵でした。


<中学生・高校クラス>

独自に開発されたプログラムがとにかく面白い。

今回、稽古全体のプログラムの中では
なんというか、基礎運動的なトレーニングをするパートの比重が多くて

そこで様々な紀柔館独自のトレーニングが開発されているようで
ここがとにかく面白い。

まず、いろんな分野から「動き」を取り入れられているようで、例えば、相撲の技。相撲の動きをそのままするのではなく、柔道に応用された形になっているとのこと。

そして、それぞれ想定する場面があって、なぜこのトレーニングをするか、ということが生徒に腑に落ちるようになっていて

そのうえで、

そこでの体の使い方のポイントが体感できるようカスタマイズされている、

とでも言えばいいのでしょうか。

総じて、

体の「感覚」が開発されていく

ような感じでした。

単に新しい動きを覚えるトレーニングではこんな感じにならないから、
トレーニングの動き自体に、何か、体の動かし方のポイントになる部分が埋め込まれていると思うのですが、、。

あと、自分がまごまごしていたら、親切な生徒が「お手伝いします」とお声がけしてくださり、教えていただきながら参加させていただきました。できる人ができない人へ自然にサポートをする雰囲気も素敵でした。

<勉強クラス>

中高生は柔道の稽古後、道場に机を置いて勉強開始。

後半、皆様にお話する機会をいただきました。タイトルは

「柔道をすると、なぜ、成績が上がり、仕事ができるようになり、友達もたくさんできるのか?」

脳の可塑性、運動が脳に与える効果などをお話しさせていただきました。

以上です。ちょっと長くなりましたが、たくさんの学びや気づきをいただきました。ありがとうございました。

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