JUDO3.0というコンセプト

JUDO1.0

1882年、嘉納治五郎先生は、秘伝の「殺傷術」であった柔術をイノベーションし、誰でも学べる「教育」システムとして柔道を創設しました。

殺傷術を教育手法にイノベーションしたこと。JUDO1.0の誕生です。

特に、当時の日本は近代化を進め義務教育を確立しようとしていましたが、近代の学校の「体育」として柔道が導入され、普及したことはとても大きかったと思います。

ver1.0において最も大切なことは、正しい考え、正しい技が伝承されることでした。それを担う仕組みとして昇段制度があります。

JUDO2.0 スポーツ

19世紀に英国が見出したエリート育成手法、それが「スポーツ」でした。

フランスのクーベルタン伯爵はこの英国式のエリート育成手法を世界に広げようと考え、オリンピックをはじめます。

柔道は、このオリンピックに参加するため、国際柔道連盟(IJF)を結成し、1964年、東京オリンピックで競技種目となります。

誰でも競技大会に出場して競うことができる、この競技大会という手法を取り入れたことがJUDO2.0だと考えます。これによって、柔道を「観る」人が増え、組織も広がり、世界に普及していきました。

JUDO2.0において大切なことは、競技を維持する上で必要な、公平で効率的な大会運営です。それを担う仕組みとして、競技ルールの統一やアスリート育成、審判技術の普及、そして観るスポーツとして確立していくことなどがあります。

JUDO3.0 つながり

殺傷術から教育手法へ、競技大会の導入、と大きく進化してきた柔道。それでは、JUDO3.0は何でしょうか?

私たちが考えるJUDO3.0は「つながり」です。

近年「つながり」のもつ様々な効果が明らかになってきており、人のつながりをデザインすることが次世代の教育の核になると考えられています。

もし、世界200の国と地域に普及した柔道が、世界の人々の「つながり」を生み出すツールとして効果的に機能した場合、新しい教育の姿がここから現れてくるのではないかと考えています。

そして、JUDO3.0において大切なことは、人と人とがつながる機会を生み出すマッチングする仕組みです。

JUDO1.0~3.0はあくまで時代の流れの一面をわかりやすく把握するための簡易な枠組みにすぎませんが、JUDO3.0研究所は、未来の柔道教育のあり方を模索する探求者が集い、探求し、つながり、発表するプラットフォームとなって、思い描く未来がカタチになる一助になったらと思っています。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中